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中堅医師交流集会 2日目

2日目は、SHDSocial Determinants Health 健康の社会的決定要因の教育実践について、順天堂大学医学部 医学教育研究室 教授 武田裕子先生からのお話でした

BPS(Bio-Psycho-Social)モデル;身体の不調や病気は、生物・心理・社会の複合的な問題によって生じる、
WHOの「健康」の定義;健康とは、身体的精神的社会的に完全に良好な状態であり、単に疾病のない状態や病弱でないことではない、にはじまり、

社会的背景によって生じる健康状態の差を健康格差ということ、
平和も大切であること、

小児重症インフルエンザ菌感染症発生数が、ワクチン発売後ではなく、公費助成と定期予防接種によって減っていることから仕組みや制度が関係していること、
相談相手がいると、生活困難の影響を軽減できる可能性があること、

社会的処方に取り組んでいるイギリスについて、孤独感や社会的孤立の改善、不安・抑うつの軽減、自己効力感の向上、入院・救急受診の減少の効果があること、

医療以外のニーズに対応し、制度や仕組みを変えるために行動すること、
障害そのものより貧困による環境要因が作業を困難にする;社会的排除について、
社会的排除;居場所、つながり、役割がある、

日本の16.3%、6人に1人の子どもが貧困におかれている、
家でも人間関係の貧困があるかもしれないこと、

教える場合には、やって見せる、体験する、評価がある、ことが大切であること、
日常診療で行っているSDHを言語化して伝える、
通常診療にSDHが入っていることを示す、
学生が取り組んだ事を発表してもらう、
1回の授業ではだめなので繰り返す、

医学部学習指導内容に、「社会 環境と健康の目標にSDHを概説できる」が入ったこと、
について話されました。

今後、学生や研修医と過ごす時に心がけていきたいと思いました。

中堅医師交流集会 初日

2月22日午後から23日午前まで、
東京民医連の中堅医師交流集会があり参加しました。

はじめてお会いする先生方もたくさんおられました。

各院所で、内科、小児科、外科・・として病院を
支えておられる先生がたと話しをし、話しを聞き、そういった時間が持てました。


初日は、県連委員長の山田秀樹先生より、
医学対(医学生との交流等)について、
医師の入退職動向、経営課題、働き方改革、36協定、医師需要の均衡のまやかし 2018年に均衡すると言われていたが・・(98歳の医師もカウントされている、女性医師20-60代まで全員通常勤務しているとみなされてカウントされているなど)、2036年医師不足2.4万人と試算されたことなどが話されました。

そのあと、東京健生病院の機能変更について山崎広樹院長より、
急性期から慢性期に病院の機能を変更した経過や、親を看取った経験などが話されました。

親孝行、生きがい、入職後のよりそい、来た人とのストローク、個人差を大切にしつつ仕事にいかすといったキーワードをいただきました。

夜の交流会で感謝状を頂きました

石川院長からでした。
出発前に石川先生から「しっかり学んできて」「楽しんできて」と声かけが多かった理由がわかりました

表彰状bDSC_0098

医学生研修

2月26日に、獨協医科大学医学部1年生が訪問診療の研修にみえました

感想をお聞きしました。
・一人ひとりに合わせた会話、
 目線を合わせることによって、
 より距離感が近づいているように感じた
・訪問介護や訪問看護との連絡がされていて、
 どのようなケアを受けたのかわかるようになっていた
・個人の状況を把握し、家族ともたくさん話をしていた;信頼関係
・どこまで見ていいものか戸惑った
・患者さんによって抱えている状況はさまざまで、
 対応も多様であった
その人にとってのベストを探すということは、
 家族と話したり、
 これまでの状況を鑑みて考えなければならず、
 信頼される関係づくりが重要である
・その人はどのような状況で、
 現在はどのような状況なのかという
 流れを知ることで変化や困難がわかる
・ご家族はどのような方で、
 これまでどのような苦労があったのか
 なども知ることができたらよいと思う

とてもピュアな感性を持たれた学生さんでした。

ご家族の苦労を聞こうとされる姿勢は、
わたしの中でも改めてはっとさせられました。

ご家族での楽しい思い出、
大事にしたいことなどは聞いておきたいと思っていますが、
日常診療でうまく聞けていない方もおられ、
改めて大切にしたいと思いました

医学生研修

2月22日金曜日、訪問診療に獨協医科大学医学部1年生が研修にみえました

はじめての在宅への研修です。
春休みを利用してこられました。

感想です
・患者さんの考えを一番に考えて話し合いをし、治療法を考える
・看護師やケアマネージャーの協力があって、はじめて在宅が可能になる
・もっと患者さんと話してもよかった
・病気だけではなく、患者さんの生活や家族まで支えるのも良い仕事だと思った
・在宅診療は他種職の人と一緒に地域を支えている
・在宅診療は地域にとってかかせないもの
・実際に見学することの大切さ

訪問診療は、医療を提供していますが、
ケアマネージャー、訪問介護、訪問看護、訪問薬剤師、
いろいろな方の力があわさって在宅生活を支えています。

ご家族がおられる場合は、ご家族。

そういった大切な視点を肌で感じておられました。
おもちゃのまち駅を朝早くに出てこられ大変だったと思いますが、
学年があがったときに、また研修にみえたら、
今回と異なる視点と、同じ視点がみえると思います。

また、是非、いらしてください

ロス大学医学部教授、Vijay Rajput先生の講演

2月15日金曜夜、
東京大学医学部図書館で
ロス大学医学部教授、Vijay Rajput先生による
研修医やプログラムについての講演がありました

よい医師になるために
科学者であること
プロフェッショナルであること
ひととして
社会の一員として
の側面が大切であると話されました。

1995-2016年生まれをGeneration Z といいますが、
スマホなどの機械との生活に馴染んでいる世代で、
少人数
自らが学ぶ姿勢を大切にする
フィードバックはすぐに行う
1時間は長いので15分、などの短い時間での頻回の振り返り
が必要であると述べられました。

研修医がよりよい医師として育つためには、
情熱
知的好奇心
職業倫理
チームプレイヤー
共感

が大切であり、そのための環境づくりとして
失敗して患者さんを傷つけてしまうのではないか、
愚かだと思われるのではないかといった不安を拭い去り、
安心して研修できるようにする

自律性、信頼、説明責任を持たせて研修できるようにする

などについて話されました。

講演を聞きながら、
研修医に対してもですが、
柳原病院で一緒に働くチームスタッフに
その育ちや、何を大切に思って関わっているか
きちんと聞きたい!と思いました。

当然ながら 初めから終わりまで英語でしたので、
解釈がずれているかもしれません。あしからず

獨協医科大学での講義

縁あって
1月15日火曜日
おもちゃのまち駅近くにある
獨協医科大学で医学部1年生に
患者医師関係について
講義を持たせていただきました。

   患者医師関係
(東京都足立区千住柳原地域)から


と題して約1時間の講義でした。

自分の医師としての礎になった方々との出会い
研修医のころに始まり、
訪問診療での出会い、
病棟での関わりなど
患者さんやご家族と出会って学んできたことを
お話ししさせていただきました。

たくさんのスライドであったため
1時間で終えるように話すのに精いっぱいで
もうちょっと、学生さんとかけあいをすればよかったと
後悔はありますが、
自分自身、準備の過程から非常に学びの多い時間となりました。

すばらしい経験をさせていただきました

講義に呼んでくださった先生が撮影してくださった写真をアップします。

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たくさんの学生さんが講義に出ておられました。

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顔がきちんと前を向いている数少ない写真です

dIMG_3391.jpg
一生懸命に話しています。

cIMG_3400.jpg
力が入っていますね

自分の診療を通じて見えるもの、感じるもの、考えることを
いくらかでもお伝えできていればよいのですが・・

講義のあとに、希望する学生さんと懇談会もあり、
たくさんのお話が聞けて
わたし自身、こころが洗われるような時間でした。
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柳原病院Dr 福島智恵美

Author:柳原病院Dr 福島智恵美


足立区にある柳原病院のDr 福島智恵美 のブログです。

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