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常東あんしん拡大会議学習会

7月30日に上記学習会が開催されました。

テーマは「もっとつながるためにこの地域での連携を考えよう」で、
千住中央診療所の山本亘先生から
医療介護連携についてお話があり、
そのあと日々のケアの中での連携についてグループワークをし、発表しました。

42名の参加で盛り上がりました。

山本先生からは、医療と介護における患者さん、利用者さんのとらえかた、緩和ケア、死、人生会議など多方面にわたって話がありました。

ACP;人生会議や、緩和ケアに対しては、同じ職種でも、今までの環境や現在おかれている状況において非常に異なる捉え方をすることに驚きました。

介護側からは急変時の対応についての悩み、おかれている状況からの発言がなされました。

やはり、おかれている状況で異なる意見を出し合い、話し合い、共有し、ともに考える姿勢が大切だと感じました。

認知症診療

7月に研修させていただいた、
クリニックふれあい早稲田の大場敏明先生から

認知症診療について、
大場先生が石川県保険医協会で話されたビデオ
いただいていましたが、
ようやく勉強しました

HDS-R;改訂長谷川式簡易知能評価スケール
CDT;時計描画テスト
NMスケール;N式老年者用精神状態尺度
FAST;Functional Assessment Staging、DASC21;Dementia Assessment Sheet in Community-based Integrated Care System - 21 itemsについて

日記を書く大切さ
予定をスケジュールに書く
長年続けて慣れている仕事を続ける

怒鳴る、怒るはやめる 非難されたと思ってしまう。

本人の一生懸命さを尊重して関わる

先生の診療場面のやさしい会話からはじまり、
思わず、一緒に微笑んだり、うなづいたりしていました。

早速、診療に取り入れていきたいと思います

臨床死生学・倫理学研究会に参加しました

7月17日(水)午後6時50分から、東大で
「死別の悲しみは癒やすものではなく一生の宝物」
中野 貞彦氏の講演を聞いてきました。

中野さんが関わられておられる、がん遺族会 青空の会について、がん患者の会のどんぐりの会から独立した経過、仲間の心の支えとなっている様子や、会員それぞれが無料のないように仕事を割り振り続いている様子が話されました。

人間の尊厳
相手のことをある人、ある状態だと思った時、自分はそうではない、という気持ちが無意識に起きており、それは差別につながる。
人間はどんな状態でも平等、尊重されなければならない。
先に逝った人、これから生まれてくる人の命の尊厳への責任

「しかし、私はほかのことについても聞きたかったのです、人間の命の意味、私たちが地上に存在することの意味についても。」スベトラーナ・アレクシェービッチ;チェルノブイリの祈り 未来の物語。

大切なひとを失い、別れを通して感じたことをことばにされ、仲間と助け合われている中野さんのお話は心に響きました。
最後のライフレビュービデオは涙が止まりませんでした。

第1回 日本在宅医療連合学会大会⑤

その後、特別講演死を生きる、小堀鴎一郎先生。

命を永らえる医療から命を終えるための医療へ
医療は、救命、根治、延命を求めている
どこが本人の人生における自宅へ帰れるターニングポイント
医学の無力さ 何も行わない(ヒポクラテス)
胃瘻も善悪で簡単には考えられない
社会的に死を受け入れられない(家、大家さんの理解)
社会通念をどう変えていくのか
先生の実践をお話されました。

ランチョンセミナー在宅高齢者と低栄養について考える、佐々木淳先生。

動脈硬化リスクと低栄養リスクについて
塩分制限の意義
慢性疾患などでの必要カロリー
運動係数重視、ストレス係数無視になっている
低栄養、サルコペニア、フレイルについて
口腔内の状態
摂食嚥下への関わり
非常にわかりやすく、楽しいお話でした。

シンポジウム独居高齢者等の在宅看取りが可能となるまちづくり
多摩ニュータウンで健幸都市、地域課題について考えるワークショップ、多世代交流について、行政から。
立川市大山自治会前会長相談役の佐藤良子さんから、住んで40年になる団地での活動について、仲間がほしいという訴えにサークルを、亡くなった時どうしようという質問に団地内での葬儀、サークルで手作業し仕事として給料が出るような関わり。
人は一人では生きていけない
顔、名前を知って仲間作り
住民に必要な情報を伝える(システムやヒト)

立川の社会福祉協議会からは多様な場作り、お助け隊として地域で活躍することで商店で使える買い物券を渡すなどの取り組みについて、
京都の洛西ニュータウンでの訪問診療について、病院との連携含めたお話、
島田市の医師の高齢化、訪問看護師の不足に伴う問題について、
独居の看取りの条件について
看取りのための繰り返し行うACP、心のケア、身体のケアの2つのケアが大切、データに基づく真実を知らせてACPを行う、安心がうまれる関わり

などがありました。

非常に盛りだくさんで、学ぶべきことが沢山あり、関わっていきたいこともみえる内容でした。

第1回 日本在宅医療連合学会大会④

翌日は朝8時からでした!

シンポジウム地域における孤立・いじめ・虐待に対決するに出ました。

不衛生な家屋で生活するセルフ・ネグレクトの人への支援、岸恵美子先生。
セルフ・ネグレクト;セルフ・ケア不足、住環境の悪化
健康、生命及び社会生活の維持に必要な、個人衛生、住環境の衛生及び整備又は健康行動を放任・放棄していること
意図的、無意図的に関わらず、地域社会から孤立しサービス拒否があり、助けを求めることをしない、あるいはできない状態。
本人を排除しない関わり。
モノは、片付けられないタイプとゴミではなく宝物タイプがある。
優先順位がつけられず、全てが大切となっている。
6割の方が介護保険未申請、2割が家族と同居。
介護離職後の引きこもり(再就職できない)
20%精神疾患、20%アルコール、10%糖尿病、40%高血圧や心疾患がある
ホーディング・シンドローム;モノ多目に幸せ⇔手放すと不安、罪悪感、後悔など

異状死の8割にセルフ・ネグレクトがある。7割が男性。6割が治療必要な疾患あり。7割が介護保険で自立、認定なしとされている。

まず、信頼を得る
本人の困りごとを手助けする
自立決定への支援
地域を巻き込み、コミュニティを育てる
警察、消防との連携
について話されました。

ためこみ症の方々への関わりと対応について、磯野理先生。

学校や地域における孤立・いじめ・虐待への集団対応対策法~スクールソーシャルワーク実践報告~入海英里子先生。
子どもを取り巻く、学校、家庭、地域へのアプローチについて話されました。
子どもがしんどさを表現している
修復的会話
集団に対して、エンパワーメントしていく。
大切な存在であること、一人ではないこと、できることを考える。
そのままでOK 伝え合う関係
在る⇒するへ
加害者にも、被害者への影響だけではなく、その周囲へも影響を与えていたことに気づいていくような援助
被害者、加害者、両方への援助
それを学校のみならず、地域へも行っていることが話されました。

松戸市での虐待防止の現状と課題、和田忠志先生。
虐待の定義から始まり、
救急や警察と同じように虐待コール番号を持つ台湾のお話、
セルフ・ネグレクト事例への積極的支援を模索、実践している経過が話されました。

質疑応答で、アルコールの問題を抱えた方への対応について、セルフ・ネグレクトと本人の意向との狭間で悩んでいることについて質問し、少し頭の整理ができました。
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柳原病院Dr 福島智恵美

Author:柳原病院Dr 福島智恵美


足立区にある柳原病院のDr 福島智恵美 のブログです。

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